国家無形文化財第104号ソウルセナムグッ

K-CULTURAL HERITAGE

Everlasting Legacies of Korea

国家無形文化財第104号ソウルセナムグッ +

分類 無形文化財 / 儀礼・儀式 / 民間信仰儀礼
指定日 1996.5.1
所在地 Seoul
ソウルセナムクッ(クッ:巫女が供物を供え歌舞を演じて神に祈り願う儀式)はソウルの伝統的な亡者薦度クッで、社会の上流層や富裕層のために行われた。亡者薦度クッは亡き人の魂を慰め、極楽の世界に行くことを願うことを目的とする。セナムクッは朝鮮時代に形成され、17・18世紀頃に今日のような形態で行われたと考えられる。ソウルセナムクッは他のところでは見られない特徴を持っているが、クッが多く、構成が緻密で華麗である。また、亡き人と関連した巫・仏教・儒教思想が適切に混合しており、朝鮮時代の宮中文化的な要素が含まれているため、亡者薦度の儀礼として行われたことが分かる。伝承者としては、現在ソウル最高の巫女である金有感氏の他、李相順、姜允權、ハン・ムジン氏など、ソウルの有名な巫女たちがセナムクッを習って伝えている。

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