済州特別自治道無形文化財第1号海女の歌 +
分類 |
無形文化財 |
指定日 |
1971.8.26 |
所在地 |
Jeju-si, Jejuteukbyeoljachi-do |
海女の歌とは、済州島の海女たちが船に乗って帰ってくる時、櫓を漕いで歌う民謡のことをいう。 この民謡と櫓をこぐ動作は密着して現れ、労働をより軽くて楽しく導く役割をする。
海女たちは働く時に使うテワック、マンサリ、ビッチャンなどでリズムをとって歌う。 内容を見ると、仕事のつらさと日常生活を情感深く表現したもので、生業に対する強烈な気迫が表れており、躍動的でストレートな色彩が強い。 二人が交代で声高にすると、ほかの人たちは「おいおい」などのサビで受け取る。 時には漁師が船声を上げ、海女たちが声高に声をかけたりもする。 歌唱形態が複雑で、サンソリに現れる楽句の節数は一定ではないが、2つの節をペアにして高い音から低い音へと続くメロディーは一定に繰り返される。 拍子は規則正しい6/8拍子で、速度は普通速いから非常に速いまでの仕事状況によって自由につながる。
海女の歌は漁業謡の中で最も広い共感帯を形成している民謡で、済州島に住む芸能保有者のアンドインさんと保有団体がその脈を引き継いでいる。
Recommended
- /data/etc/k_culture_159_mainimg.jpg
- /data/etc/k_culture_159_img_1.jpg
- /data/etc/k_culture_159_img_2.jpg