国家無形文化財第34号 康寧仮面舞(カンリョンタルチュム) +
分類 |
無形文化財 / 伝統公演・芸術 / 演戯 |
指定日 |
1970.7.22 |
所在地 |
Seoul |
タルチュム(仮面舞)とは一人もしくは多くの人が仮面で顔や頭全体を覆い、他の人物や動物、または神などの超自然的な存在に扮装し、音楽に合わせて踊りながら台詞を語る演劇のことである。タルチュムは朝鮮時代前期までは全国の各地方で行われた仮面舞であった。それが17世紀中頃になると宮中の管掌のもと、「山台」と呼ばれる舞台で披露された山台都監劇の一種として扱われた。仁祖12年(1634)になると宮中での上演が廃止されたため、それが民衆に流れて全国に伝えられるようになった。康翎タルチュムの内容の中で、両班3兄弟が出て両班としての根本的な姿を発見したり、マルトゥギを呼んだりマルトゥギが才知に富んだ話しをする過程は慶尚南道の五広大に似ており、お婆さん広大が糸車を回す場面は賀山五広大と非常に類似しているが、このような類似点はタルチュムの伝来において非常に重要な意味を持っている。また、写実的な人の顔を描いた仮面を被り、長衫踊りを踊る上品で柔らかい姿は、同じ黄海道タルチュムである鳳山タルチュムとは異なる特徴である。
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