国家無形文化財第5号パンソリ +
分類 |
無形文化財 / 伝統公演・芸術 / 音楽 |
指定日 |
1964.12.24 |
所在地 |
Gita |
パンソリは一人の歌い手が鼓手(太鼓を叩く人)のリズムに合わせて、唱(ソリ)、言葉(アニリ)、身振り(ノルムセ)を交えながら長い物語を織り成すことをいう。
由来は定かではないが、朝鮮英祖30年(1754)に柳進漢が書いた春香歌の内容から、少なくとも粛宗(スクチョン、在位1674~1720)以前に発生したと推測されており、朝鮮前期の文献に見られる広大小学之戯がその土台になっていたと考えられる。
また、パンソリはもともと様々な遊びとともにパンソリとして公演されていたものであるため、パンソリがあった新羅時代まで遡ることもある。
パンソリはゆっくりとしたジンヤンジョ、チュンモリ、普通速いチュンジュンモリ、フィモリなど劇的な内容によって遅くて速いリズムで構成される。 鼓手の伴奏は音を生かしたり殺したりしながら、『オルシグ』、『良い』、『ウイ』、『そうだね』などの感嘆詞を出すが、これを合いの手という。
パンソリは純祖(在位1800~1834)頃からパンソリ8人唱と言われ、クォン·サムドゥク、ソン·フンロク、モフンガプ、ヨム·ゲダル、コ·スグァン、シン·マンヨプなどが有名であったが、彼らによってリズムと曲調が今日のように発展し、東便制(全羅道·東北地域)、西便制(全羅道西南地域)、中古制(京畿道·忠清道)など地域によって分けられる。
パンソリが発生した当時は、一つの場の長さがそれほど長くなかったため、パンソリ十二場といって、春香歌、沈清歌、水宮歌、興甫歌、赤壁歌、ペビジャンタリョン、ビョンガンセタリョン、チャンキタリョン、オンゴジプタリョン、ムスクタリョン、江陵梅花タリョン、偽神仙タリョンなど、その数が多かった。 しかし、現実性のない物語の素材と歌が次第に長くなり、忠、孝、義理、貞節など、朝鮮時代の価値観を盛り込んだ春香歌、沈清歌、水宮歌、興甫歌、赤壁歌だけがより芸術的な音楽に整えられ、パンソリ「五つのマダン」として定着した。
パンソリは2013年にユネスコ無形文化遺産の代表的な一覧表に登録された。
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