全羅南道無形文化財第37号甕器匠(オンギジャン)

K-CULTURAL HERITAGE

Everlasting Legacies of Korea

全羅南道無形文化財第37号甕器匠(オンギジャン) +

分類 無形文化財
指定日 2013.12.19
所在地 Boseong-gun, Jeollanam-do
300年間9代に渡り受け継がれてきた'微力甕器'は、伝統甕の製法を厳守し、一つ一つ手作りで作り、特に天然釉薬を塗る。

甕器の製造上最も重要な質の高い粘土、天然釉薬の別名「うわ薬」は、鉄分が含まれた薬土に松の木を燃やして、水を混ぜたうわ薬液を混ぜて作る。 甕の表面に空気の通るような微細な穴を作って、コチュジャンや醤油をつけて年を重ねて保存しても変質したり腐らないし、食べ物の味と鮮度を長く維持させ、汚染物質を無くす自然の自浄の役割まで果たすという。

特に、この地方特有の採輪技法を用い、叩いて作り、うわ薬に浸けて焼いているため、人体に無害なだけでなく、生きているバイオ効果を出すなど、甕器の特徴をそのまま持っている。

また、伝統的な甕器の命脈を受け継ぐことに力を注ぎ、素朴で親しみやすい南道地方特有の甕器を生産している。

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