忠清南道無形文化財第42号公州木綿(コンジュ·モクチャン) +
分類 |
無形文化財 |
指定日 |
2010.7.30 |
所在地 |
Gongju-si, Chungcheongnam-do |
「ソリジャン」は伝統的な韓国の櫛を作る技能またはその技能を持つ人を指す言葉で、「櫛」はその遺物で楽浪遺跡から木材櫛が発見され、三国時代には大毛櫛、統一新羅時代には大毛飾り櫛、朝鮮時代には椎漆櫛、花角櫛などが現在まで伝わっているなど歴史が深い。
とくに『経国大典』には牧場、彫刻場、各自帳、声場、木霊場、風物帳、表筒帳、漆匠、便秘帳、傘帳などが記録されているなど、伝統木工芸技術の発達と専門職人の分化を示している。
櫛(アレビット)の主材料としてはナツメの木、杏の木、薄月の木、クルミの木、チョウセンヒメツゲなど、伝統的に固い木材を使い、その他には大毛、無小角、花角、象牙で装飾を施す。
製作方法は、1)選定された木を下の爪で適当な厚さに挽き、十分に乾燥させる、(2)乾燥した木をまっすぐな結模様に沿って櫛の大きさだけ切る)前後の部分を明大牌で櫛形を整え、回転鋸で見た目を切る(6)基本形ができた櫛に剣丸(三角縄)、紙やすりで櫛形を細かく整え、転がし竹の柄、笠巻の毛で櫛形を磨いていく(三角縄)や柄で櫛形を細かく削った場合、粒粉で磨いていくつ(すり鉢状に磨製する)8種類の胴体仕上げ(漆器、毛で磨する)や刃した。mm~2mm薄く切り刻んだ角材の裏面に唐彩で絵を描き、適度に切り取ってブレ糊で胴体に貼り、表面を細かい紙やすりで削り、醤油で表面光沢を放つ10)、最後の手入れが終わった櫛に装飾(七宝、銀、結び目)を付けるなど、漆作業が終われば作品が出来上がる。
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