[オーストリア·ウィーンミュージックフェアライン 黄金ホール]
寿斎天(スジェチョン)は宮中で政財(宮中舞踊)の伴奏や王のお出ましなどに演奏していた宮廷音楽である。
手作り布とは「寿命が空のように整う」という意味で、長生きを祈る意味が込められている。
拍、香笛、大琴、奚琴、塩、牙箏、チャング、座鼓などで編成して演奏し、管楽器の力強く華麗な音響、遅い速度、不規則なリズムなどが調和して宮廷音楽の荘重な趣を醸し出す。
澄んだ、静かで、元気あふれる音響により、人間の心を最も平穏にするという胎教音楽にも選ばれた曲だ。