光化門は景福宮の南にある正門だ。 「王の大きな徳が国中を照らす」という意味だ。
1395年に建てられたもので、2階建て楼閣の光化門前の両側にはヘチの彫像が置かれている。 光化門の石垣部には三つのアーチ門がある。 真ん中の門は王が通っていた門で、残りの左右の門は臣下が通っていた門だった。
光化門の中央の門の天井には朱雀が描かれている。 光化門は朝鮮戦争で2回焼失し、月台とヘテなどを除く一部復元工事が完了し、2010年8月15日に公開された。
現代では「光化門」という名称自体が、城門としての光化門のみならず、世宗大路、光化門広場などを含む法定洞世宗路およびその周辺を通称する地名としてより多く使われている感がある。
世宗大路と鍾路、新門眼路が交差する世宗大路十字路も、光化門からは約600~700m離れているが、「光化門十字路(十字路)」と呼ばれる。
議政府(ウィジョンブ)と六曹(ユクジョ)の官庁が建てられ、朝鮮時代から核心的な行政機能を遂行してきた地域で、崇礼門(スンレムン)などとともにソウルの歴史が含蓄された場所の一つといえる。
つまり、ソウルのランドマークの一つである。