世宗大王は西暦1397年5月15日、ハンソンブ(漢城府)ジュンスバン(現在のソウル·トンインドン(通仁洞)一帯)で朝鮮第3代王のテジョン(太宗)とウォンギョン(元敬)王后ミン(閔)氏の三男として生まれ、22歳だった1418年に父のテジョン(太宗)に譲位され、朝鮮第4代王に即位した。
世宗(セジョン)大王は54歳で崩御するまで31年6ヵ月の在位期間中、多くの業績を残した。 1420年(世宗2)、集賢殿を設置して有望な人材を養成し、学問を振興して儒教政治の基盤となる儀礼と制度を整備した。
民本政治を重要視したが、当代の最大の業績と言えるハングルの訓民正音の創製も、民との疎通を望んでいた世宗の悩みが生んだ結果であった。
儒教政治と自主的な文化の隆盛を通じて朝鮮時代の政治、経済、社会、文化に大きな繁栄をもたらした。